2014.11.22
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衆議院解散総選挙


昨日11月21日、衆議院が解散した。今朝の新聞各紙では、アベノミクス解散だとか、安倍政権の延命解散だとかいろいろ言われているが、私はまさしく現政権の不祥事を隠す、リセット解散と思われる。
小渕優子大臣の収支報告書の偽装や政治資金の不透明な流れ、選挙区での寄付行為による選挙違反嫌疑の問題は極めて大きく、また他の閣僚の政治資金がらみの問題が明るみに出る前に、リセットして人心を一掃したい思いが見え隠れしている。
一方で、消費税増税の延期は、与野党とも賛成しているので、選挙の必要がない中、集団的自衛権の行使を閣議決定し、その法整備を来年4月の統一地方選挙後にやることの信任をここで得る必要があることが見え見えである。
そこには、今日までの少子高齢化のため、何としても社会保障と税の一体改革を成し遂げなくてはならないという、国民の生活を真剣に守ろうという意気込みは全く見えない。
ただ景気を浮揚して経済成長を成し遂げるという、アベノミクスの妄想だけが先行して、周りが全く見えていない状況に陥っている。生活者の視点が全く見えてこない。
こんなことで700億も使うといわれる選挙を行っていいのでしょうか。
700億あれば中小企業支援や福祉政策が、どれだけ展開できるか誰が考えてもわかることであります。
国民は今こそ目を覚まして、次の時代の選択を間違わないようにすべきと思います。
頑張りましょう。