2019.11.29
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桜を見る会の真相


総理主催の桜を見る会が物議を醸しだしている。ポイントは、税金を100%使った行事に、全く透明性がないこと。功労者が誰なのか、なぜ功労者になりえるのか、どんな仕事をされているのか、全てガラス張りで報告できない限り、税金を使って行う行事にはならない。したがって名簿の提出は至極当たり前であって、個人情報保護法に触れるので提出できないなどと言っている自民党の代議士や官僚は、不都合な真実を隠すためとしか考えられない。またテロ対策のために、警備を厳重にしている割には、ノーチェックで会場入りしている人がいること自体、呆れてものが言えない。桜を見る会が、日本の発展のために尽くしていただいた、各分野における功労者を招待するはずが、選挙でお世話になった各議員の支援者の慰労会になり下がったことは、本当の意味での日本の政治の危機と言っていいと思う。今回の桜を見る会の真相は、まさしく傲慢な政治権力を握った政治家の、行政権力の私物化である。そしてまた傲慢な権力者の手段である、不都合な真実を隠蔽する体質が明らかになった。このままでは本当に日本がダメになると思う。取り返しのつかないことが起きそうな気がしてならない。手遅れになる前にやるべきことをやりたいと思う。