参議院選挙が終わった。
結果はご承知の通り、民主党の惨敗であった。
6月8日に菅総理が誕生して以来支持率が徐々に低下し、不安の中での選挙であった。
今回の最大の問題は、鳩山総理で一度失敗した、総理発言がいかに重いか、重要かという認識の甘さにあると思われます。
消費税発言で失敗したと誰もが総括していますが、消費税の問題だけでなく、日本国の総理の発言は国内に限らず、世界に対しても大変影響力があることをもっと理解すべきです。
もちろんそんなことは菅総理自身わかっているはずですが、トップに立つと意外と裸の王様になり、周りが見えなくなってくるのかも知れません。
とくに財務官僚に囲まれれば、見えるものも見えなくなる危険性があります。
政権交代の意味は、脱官僚です。中央集権体制から地域主権の政治主導の転換です。
いよいよ来年度の予算編成方針と原案を作る作業が始まります。
これからが本領発揮の時です。マスコミに翻弄されることなく腰を据えて頑張りましょう。