2007.06.11
ブログ

活動報告


6月9日土曜日は、亀戸2丁目が中心になって亀戸地域全体で支えている、亀戸鼓笛隊の総会に参加してきました。19年度は33年目の年度に当たるということで、町会が中心になって鼓笛隊を育てていることに改めて感心しました。
よく会社や宗教団体がその存在を宣伝するために、鼓笛隊や音楽隊を結成していることは私も良く知っていますが、ボランティア精神で子ども達の健全育成のために、町会組織が鼓笛隊を育てているということは、勉強不足かもしれませんが、私はいまだかつて聞いたことがありません。
また全体の会長を84歳の亀戸2丁目町会長が務め、鼓笛隊の隊長を83歳の町会の役員が務めておられて、お二人とも50代60代の壮年よりも、かくしゃくと頑張っている姿に、敬服の至りにつきます。
そのお二人の熱意もさることながら、それに応えている各町会や地域の代表もとても素晴らしいと思いますし、また保護者の方々も誰もが今は仕事を持っている時代に、本当に良くやっていると思います。保護者の中には、私がPTA会長を務める中学の前期の本部役員もおられました。本当にご苦労様です。
補助金ももらわず、こうした地道に子ども達のためにボランティア活動を続けてきてくださる方々がいるからこそ、良い子が育つ環境が出来るのだとつくづく思いました。国では、今教育の再生を一番で取り組んでいるようですが、こうした地道な活動をよく理解して、また学校の現状をもっとよく認知して、今後議論を展開してもらいたいものです。私も出来るだけバックアップしていきたいと考えています。
その一方で、国会でのエリートといわれる役人も政治家も、その行動の愚かさに呆れて物が言えません。もっともっと地域の地道な活動を、現実の涙ぐましい努力をしている人々を知ってもらいたいものだと思います。私ももっと訴えていきたいと思います。
また今年は、教育の再生という意味では、学習指導要領の改正などとても大事な年でありますので、教育の現場を直接知っている地方議会の立場で、しっかりと取り組んで行きたいと思っています。