2011.01.11
ブログ

成人式


1月10日、全国で成人式が行われていました。全国で124万人の新成人が誕生したとお祝い報道の一方、初めて人口の1パーセントを切ったと将来に不安を煽る報道も見られました。
この時期にいつも話題になるのが、若者の就職問題です。成人しても働く場所がないとか、正規も非正規も労働賃金が低いだとか、特に昨年から就職氷河期が続き、将来の生活設計の見通しが立たないといった問題は、とても深刻な問題です。
しかし、いざ地元江東区の成人式を毎年見るにつけ、新成人に決して暗さはなく、とても明るく笑顔で友人と話している姿や、写真を撮っているいる姿を見ると、中高年の大人のほうが勝手に暗くなるような話を作っているようにも思われます。現実は確かに厳しいですが、であればこそ逆に明るい未来を語ることのほうがもっと大事なのです。とくにに政治家の役目として。
全国高校サッカーの決勝戦が成人式の日に行われ、惜しくも負けた京都久御山高校の監督は、どんな状況でも笑顔を絶やさない指導してきたと報道で聞きました。政治も経済も閉塞した今日の日本に今最も必要なことは、まさしく笑顔を見せながら語れる環境を作ることだと思います。
笑顔あふれる地域社会から日本を変えて行くチャンスが4月の統一地方選挙です。
それにしてもテレビのニュース番組やワイドショーの、司会や評論家の顔の暗いことか。
先ず隗より始めよでしょう。