７日から私がＰＴＡ会長を務める江東区立第３亀戸中学校で、恒例の地区懇談会が始りました。
 ことの始まりは、夏休み前に地域と連携して、子供たちの健全育成を願って、危険な場所はないか、たまり場はないか、少し脱線している子はいないかなど、様々な情報交換をするところから始まったようですが、今日ではそのことと併せて、学校側との学校経営に関しても情報交換を行います。
 この地域懇談会は、普段学校ではわからない子供たちの生活面が、地域の方々の指摘によって、新たに発見することも多々あり、大変有意義な行事となっています。
 今週一週間は毎夜２か所で行われますので、お酒も少し抑え気味で頑張りたいと思います。

地区懇談会

昨日私が所属する基本構想審議会が午後２時から開かれました。
 すでに５回目の会合で、そろそろ論点整理をする段階に入っています。
 前回の基本構想が平成１１年３月１２日に区議会で議決されており、その後約１０年が経過しました。この間、江東区は、豊洲・有明・青海など臨海副都心の開発など著しく、豊洲の市場用地の移転問題を含め、人口増加に伴う社会環境の変化や基盤整備を含めたまちづくりの様相が変化したため、新たな基本構想の策定に入りました。
 文字通り、江東区の今後の１０年の街の構想を考えるわけですが、今回の審議までは、現状と課題の整理で追われ、発展的な議論はまだ表に出てきておりません。
 しかし、随所に区民から選ばれた方々が、教育や福祉において、また南北交通の問題や環境問題など日々の暮らしから感じてらっしゃる問題点を鋭く指摘され、少しは充実したものになりつつあります。
 しかし驚いたのは、役所の現状認識の甘さです。たとえば、私もこれだけは譲れないということで質問しましたが、学校教育部長が、携帯電話によるインターネット上の種々の問題を、現在落ち着いてきているという、見解を示したことです。これには驚きました。
 最近頻繁におこる、青少年の事件でいかに携帯電話による、裏サイトによるいじめや犯罪に巻き込む誘惑が潜んでいるか、現実をあまりにも知らなさすぎる執行部側にさすがに嫌悪を感じ厳しく指摘しておきました。認識を間違うと政策も間違ったものになります。
 今回の基本構想は、今年の暮れには答申する予定ですが、今後も活発に議論していきたいと思っています。
 もし皆さんの中で、ご提案等ありましたらメールでご連絡いただければ幸いです。

基本構想審議会

先週の金曜日、江東区議会第２回定例会が終了しました。
 本会議での議論は、豊洲の市場移転用地の件が多く取り上げられましたが、私どものスタンスは、土壌の安全性が確保されるまで移転に反対の立場です。今後もしっかり監視していきたいと思っています。
 また火曜日の６月２４日には、私が初めて委員長を務める、南北交通・放置自転車対策特別委員会が開かれ、地下鉄８号線の現在の進捗状況や急激なマンション建設に伴う東西線の混雑状況の説明など、また放置自転車の現況と今後の取り組みについて報告があり、活発に議論を行いました。
 その中でも、何度要望しても、都営のバス路線の要望がなかなか東京都に受け入れてもら得ないことが大きな問題として取り上げられ、私としても、今年度は何とか、江東区のなかの亀戸の社会保険病院から、東西線の南砂駅前の新砂地区にある高齢者専門病院を結ぶ南北のラインを実現するために様々な方法を考えたいと思っています。
 次回の江東区議会第３回定例会は、９月２４日から始まります。

議会報告

２９日の日曜日、午後５時から亀戸９丁目にあります、亀戸浅間神社の茅の輪くぐりの行事に参加してきました。
 この神社では、年２回年の始めてと半年が過ぎたこの時期に、無病息災を願って執り行われる神事です。
 関東一の大きさを誇る茅の輪として、最近は大勢の参拝者が訪れ、地域の小中学校の子供たちも参加しての、楽しい行事として江東区でも自慢のできる行事の一つです。
 私の政治目標の一つに、地域の活性化がありますが、昔ながらの地域の鎮守様として存在していた神社、仏閣を大事にして、住民の家内安全・無病息災を願うことは、人間関係が薄れていくこの時代にとても大事なことと思われます。
 下町の良さは、やはり人情あふれる思いやりと優しさの心意気です。
 地元の各町会が、率先して地域のために行っている様々な行事を、行政としてももっと応援してもいいと思っています。
 そのことが結果的に、医療費を削ることなく、元気な地域社会の形成につながることだと思っています。
 余談ですが、直会の際、新潟のおいしい地酒を御相伴にあずかり一言お礼を申し添えます。

亀戸浅間神社茅の輪くぐり

私が所属する町会が、亀戸一丁目町会です。
 私は町会の役員として、総務と文化部の活動を引き受けています。
 今日は、年４回行われる廃品回収の、今年度最初の日でありました。
 昨日の天気予報によると、今日は駄目かと思いましたが、ありがたいことに午前中だけ雨が降らず決行できました。
 雨ということで、量はあまり期待していませんでしたが、思いのほか路上に積まれていて、結構時間がかかりました。
 廃品回収の売上は、貴重な町会の財源になりますので、量が多いのはありがたいことですが、悩みは、やはり町会の手伝いをして下さる方々が高齢化して、若いい世代がなかなか町会の活動に参加してもらえないことです。
 福祉の分野でも、教育の分野でも、地域の活性化が何よりも大事な点ですが、若い人材を確保できない高齢化した町会組織がこのまま続いてきますと、国政も地方自治も町会組織に依存する施策が多い中で、近い将来安心できる地域の生活環境は破壊されることを免れないでしょう。
 そのことをもっと政治も行政も知るべきです。
 特に国政の場での議論には、その現実を踏まえた議論が見えてきません。その背景には、やはり現場を知らない官僚組織に依存している政権与党の体質があります。
 この問題は、親子、家族、地域、会社とすべての人間関係の価値観の問題にまで及ぶ大きな命題であるからこそ、一刻も早く地域復権の施策を考えるべきと思われます。
 私が考える解決のポイントは、スローライフに象徴される、時間の価値観を共有すべき環境を整備することにあると思っています。
 そして、そのことはやはり、就学前の教育が基本になるでしょう。
 今日は町会行事の廃品回収からそんなことを考えました。

亀戸一丁目

今日（６月１６日）は、企画総務委員会がありました。
 ほとんどは、４月、５月に公表された契約案件で、議会案件ものが審議されました。
 そこでの議論は、低価格入札による、工事の完成度の問題や下請けのしわ寄せ問題、また
 地元に本店がある企業が、ほとんど入札できていない現状をやはり改善すべきなどの声がありました。特に資材高騰による、工事会社の経済的環境の悪化に対して、国が６月に入って示したように、江東区としても十分スライド条項を考えるべきことを指摘しておきました。
 また、本区が施工体制台帳の検証を正確に把握していないのではないかという点と、完了検査の甘さを指摘して、今秋から始まる予定の総合評価制度について、しっかりとその点を考慮すべき点を指摘しておきました。
 公共工事の問題は、今日まで談合問題が憂慮されてきましたが、この問題は一般競争入札が普及するにつれて、徐々になくなり、資材高騰の今では、低価格入札よりも予定価格に近い入札価格のほうが安心されるほど状況は変化しています。
 いずれにしても、災害時の時の協力体制を考えますと、やはり自治体としては、地元の企業をしっかり応援すべきと考えます。

委員会報告

６月１１日から、区議会第２回定例会がはじまりました。１１日と１２日が本会議で、１２日に私も一般質問をやりました。内容は、学校運営に関する諸問題として、教科担任制、小１支援員、副校長二人制。また防犯対策として、防犯カメラの設置について、防犯情報の有効利用。最後に豊洲新市場移転用地の土壌汚染問題を取り上げました。
 詳細は議会だよりで報告しますが、学校運営については、重要なポイントを指摘しておきまた。
 これから委員会審議が始まり、２定の終了は、６月２７日になります。
 またご報告していきます。ご期待下さい。

区議会第２回定例会

今日、わざわざ滋賀県長浜市の、全国でもまちづくりに成功した例として有名な、黒壁スクエアーの方が亀戸の街に来ていただいた。名前はＮＰＯ法人まちづくり役場の山崎理事長。
 先日、私を含め亀戸の観光協会を中心にした亀戸まちづくり協議会のメンバーの有志が、黒壁の視察にお邪魔した際に、講演をしていただいた方で、全国の地方都市のまちづくりに造詣が深く気さくな方です。
 今亀戸は、墨田区押上にできる第２東京タワーの建設を機に、亀戸の街を再生しようと、多くの地域の代表や有志が、さまざまな角度から議論をしています。
 下町の情緒と人情をいかしつつ、誰もが愛せる、また来たくなるような街を作るために、いろんな方々の意見を聞いていますが、山崎理事長の成功体験の話は示唆に富んでいました。
 なかでも肝心なのは、何とかしたいという強い意志を、みんなが持てるかにかかっていると述べていました。
 このことは何事にも当てはまる、行動を起こす時の原点と思われますが、これがなかなか難しいのが実態です。
 でも亀戸は今回非常に意識が高いので、何とかいいものができそうです。

黒壁のまちづくり

昨日（27日）今年2回目の区政報告会を行った。
 年4回、区議会定例会の前に、区政の動きと課題について報告し、区民の生の声を聞く機会にしている。
 今回は、6月11日から始まる第2回定例会の内容や、江東区がいま重点的に取り組んでいる政策について報告し、特に20年度の予算で１１．４％の伸びを見せた教育費について詳細を述べた。
 私が政治家として取り組みたい大きな柱は、「三世代共生のまちづくり」のキャッチフレーズに見る地域福祉、そしてもう一つのキャッチフレーズである「街づくりは人づくり」に見る教育再生です。
 また、２６日の臨時会で、２０年度の所属委員会は、常任委員会が企画総務委員会、そして特別委員会が、南北交通放置自転車対策特別委員会委員長に就任したことを報告しました。
 これからも生活者の視点でがんばります。

区政報告会

先日久々に懐かしい友人の声を聞きました。
 私が八王子の都議会議員の秘書をしていた頃の友人で、若い頃に暴走族のリーダーとなり、
 その世界でも名の知れた人物となるも、青年になってから当時の友人と一緒に社会福祉の団体を作り、20代前半から建物総合管理の会社も立ち上げ、今では多角経営をなして成功しているパワフルな人です。
 当時、昭和天皇がお亡くなりになり、高尾の御陵で大喪の礼が行われることになりました。その時日頃から懇意にしている八王子警察の副署長から、混乱なく行事を成功させるのに、暴走族の問題を解決しなければならないということの相談を受け、世話になった人です。
 この問題を解決するには彼しかいないと思い相談したところ、見事な戦略を考えてくれました。
 聞けばその当時の副署長が、現在自分の会社の監査役をしているとのこと。
 人の縁とは不思議なものだとつくずく思いました。
 これからも様々な縁があると思われますが、一つ一つを大事にしていきたいと思います。

懐かしい友人

昨日、江東区立中学校ＰＴＡ連合会の総会と懇親会がありました。
 平成２０年度の新体制が決まり新たなスタートを切りました。
 私は引き続き４年目の連合会副会長を引き受けることになり、今年はもう少しＰＴＡの役割を教育委員会と一緒になって、底上げしていきたいと考えています。
 また今年は校長や副校長の人事も大きく動きがあり、各単Ｐと学校の連携も重要になってくると思われました。
 懇親会では、恒例の各学校紹介があり、それぞれ特色があるのですが、今年は、学校選択制により小規模校と大規模校の差が、あまりにも大きな問題になっていると小規模数校から指摘があり、今年の大きな課題になりそうです。
 いずれにしても、杉並区の和田中に見るＰＴＡの在り方が問われる中、私はその役割が今日の学校の教育環境を整えるのに極めて重要であると認識しています。
 できる限り現場の声を反映して、今年も頑張りたいと思っています。

今日は、亀戸１丁目町会恒例の竹の子掘りの行事に参加してきました。
 天候にも恵まれ、農家の適切な指導で、多くの町民が期待どおりの収穫をしていました。
 この行事は、小さなお子さんから８０歳前後の御高齢の方まで、三世代がとても楽しく過ごすことができる有意義なイベントです。
 私は毎年、主催者である町会文化部の役員として参加していますが、年間行事の中で楽しみの一つでもあります。
 また、このイベントに毎年近隣小学校と中学校の校長・副校長をはじめ、いつも５名前後の教員の参加があります。
 学校と地域の協力が叫ばれるなかで、日頃の通常業務の中ではなかなかわかり得ないお互いの本音が見えて、いろいろな新しい発想がそこから生まれてきます。
 学校と地域と保護者の懇談の場はいろいろありますが、こうした楽しい町会行事を通しての触れ合いもとてもいいものです。

竹の子堀り

昨日、一昨日と江東区全域で小中学校の入学式が挙行されました。
 私は４月７日が第一亀戸小学校。昨日が私がＰＴＡ会長を務める第三亀戸中学校に参加しました。小学校の入学式はとてもほのぼのとして楽しみの行事の一つです。
 新一年生は、校長先生や来賓の「入学おめでとうございます」という言葉に、大きな声で「ありがとうございます」と答えます。純粋な子供たちの心が、会場の雰囲気を一瞬にして和ませてくれます。いつも思うことですが、この気持ちを大事に育てるのは大人の責任です。私も最大限努力したいと思います。
 また、中学ではＰＴＡ会長として祝辞を述べてきました。昨年も同じようなことを述べたのですが、中でもよく使う言葉が仙人のひとりごとです。「真剣ｆだと知恵が出る、中途半端だと愚痴が出る、いい加減だといいわけばかり」という言葉で、何事も真剣な姿勢が、多くの信頼を勝ち得ることができると教えています。
 しかし本音を言えば、今の大人社会に訴えているのですが、何人の人が分かってもらえるか未知数です。ただうれしかったのは、昨年はある先生が、今年は保護者の方が、とてもいいたとえなのでということで、わざわざ言葉の確認に訪ねてこられたことです。
 もっと頑張らなくてはと、逆に激励をいただいた入学式でもありました。

入学式

２月２８日の本会議で第一回の定例会が終了しました。
 一定は、どこでもそうですが、新年度予算審議が中心で、行政の予算編成の考え方を十分に審査して、区民の目線に立った生活者起点の予算であるかを審議することが重要議題です。したがって、議会開会中の設置される予算特別委員会の審議が重要になります。
 今回は私が総括質疑行いました。そこでのポイントは、東京都もそうですが、公債比率や実質経常収支がいい時こそ、将来の経済状況や社会情勢をしっかり分析した上で、予算を有効に使うこと。また人材育成が街づくりには不可欠であるので、投資的経費はハードよりソフト面により充実させること。環境問題は地球規模の問題だが、地方自治体が率先して行うこと。さらに今後２年間で江東区の基本構想と長期基本計画を策定するが、面での都市計画のあり方をしっかり整合性を持たせることなどを指摘しました。
 その中で今回の行政側の予算編成は教育費に１１．４％の増加や、保育園の整備など子育て支援に有効に力を入れている点で一定の評価をして、予算案に賛成しました。
 私が所属する区議会民主クラブの予算要望と実現項目の主なものは２９日に、新聞折り込みで発表させていただきましたが、今後もしっかりと監視していきたいと思います。

区議会第一回定例会閉会

昨日第一亀戸小学校の卒業式がありました。私は議長代理として祝辞を代読しましたが、人の文章ほど読みにくいものはありません。ここ数年代読の時に思うのですが、卒業式の祝辞のあり方も、心に残る形をもう少し考えるべき時に来ているのかもしれません。一方厳かな式典の意味は大変重要であり、決して簡易にするもではあってはならないと思います。
 しかし、教育委員長や区長そして議長と続けての代読は、場をしらけさせます。
 ところで、今回の卒業式で私の３番目の子供が卒業して、子供は全員無事小学校の課程を修了しました。日々逞しくなってくる子供の姿に、将来の日本を希望の持てる社会にしなくてはと改めて身が引き締まる思いです。

カテゴリーを選ぶ