2014.10.27
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文化祭


昨週に区議会第3回定例会が終わり、来年度の予算編成が大詰めにかかります。これから年末まで、継続事業は早めに決着がつけられ、新規事業をどうするか思案の時です。
前々から指摘しているように、本区の場合、2020年のオリンピック・パラリンピックに関連する事業を長期的な視点で立案する必要があり、大事な時期です。そことはこれから行われる第4回定例会や来年の予算審議の中でしっかりと取り組みたいと思っています。
ところで先週の土曜、私が以前PTA会長を務めていた地元の第三亀戸中学の文化祭に参加してきました。参加という意味は、もちろん生徒の合唱や吹奏楽を鑑賞するのも当然ですが、私が会長時代に立ち上げた、PTAコーラスに参加することです。曲目はシューマンの「献呈」とディズニーの「ありのままで」を合唱しました。久々の出番に緊張して少々失敗もしましたが、中学生を前に合唱できるのも幸せなことです。
気持ちは少しでも保護者の子供に対する深い愛情を感じてくれれば、幸いだと思います。
今回の文化祭で気づきたことがありました。今年から「文化祭」と言わず、「文化発表会」と謳っていることです。なぜなのかわからず、舞台最後の生徒会長の挨拶まで来たときに、生徒会長のあいさつの中に答えがありました。
中学校の「文化祭」はふざけるためにあるのではなく、日頃の学習の成果をしっかり発表する機会なのだから、「文化発表会」に今年から変更したというのです。その背景には、昨年まで学校が少し荒れていて、そのことをいい方向に持っていくためにも、生徒が考えたそうです。
その話を聞いた時に、名称の議論はさておき、生徒のみんなで自主的に考えたことがとても感動しました。
これからの人生において、何事も自主的に取り組む姿勢が何より大事であるからです。
第三亀戸中学校の将来が楽しみです。