2006.08.25
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視察報告


8月23日と25日の両日、私が所属している委員会の視察がありました。
23日は、南北交通放置自転車対策特別委員会の視察として、ゆりかもめの本社を訪ね、運行管理センターと車両基地を視察しました。
ゆりかもめは、すべてコンピューター管理で運行がなされ、少ないスタッフで運営をしていましたが、最近の車両事故や異臭騒ぎなど考えれば、もう少し手厚いリスク管理の体制が必要なようにも思われました。
いずれにしても、安全管理もさることながら、私の関心は、JR貨物線を利用して、いかにしてゆりかもめ路線を亀戸まで延伸するかであり、近くに東京タワーの建設も決定したことから、具体的に進めていきたいと思っています。
25日の今日は、厚生委員会として、公設民営の保育園、ひまわりキッズガーデン東雲とやはり公設民営の南砂子ども家庭支援センターを視察しました。
保育園は、ワンフロアーにすべての年齢の部屋があり、また保護者や年齢を超えた子ども達の交流が計れるオープンなコミュニティースペースが完備され、外の広場がないことを除けば、施設としてはとても工夫されたものでした。特に子ども達の遊びから想像力を発揮されるモグラの通路のような空間は、とてもよくできていました。職員の皆さんも明るく、私からの呼びかけに対して子ども達の元気な返事を聞くと頑張らなくてはという勇気をもらいました。
また、子ども家庭支援センターは、子育てに悩むお母さんやお父さんにとって、理想的な環境でした。
日本の精神的崩壊の原因の一つに核家族化がありますが、その中で子育てを教えてもらうことなく親になった方々が意外と多く、子どもの精神的不安定も実は、親業の訓練を受けなかったことが大きな要因ではないかと言われています。
私も実はそのことを痛感しており、母子家庭で育った私が、親父として子どもにどう接するか子どもが小さい時から考えさせられました。子どもが中学生と小学生になった今も同じですが、暗中模索をしながらも自分なりに考えて子どもと接しています。
その意味で、もっとこれから子ども家庭支援センターの中身を充実していく必要があると思われました。
委託を受けている社会福祉法人もとてもしっかりしており、安心感の漂う施設でありました。