2026年新春を寿ぐ
皆様新年明けましておめでとうございます。2026年の幕が開け、60年に1回の干支「丙午」の年が始まりました。丙も午も「火」の性質を持ち、情熱やエネルギーが高まる年と言われています。古来から丙午の年には、「勢いが強い」「変化が訪れやすい」といった特徴が語られ、特に前向きな行動力や新しいことに挑戦する気運が高まるとされ、自己成長や目標達成に向けて最適な年になるとも言われています。
その意味では、国内外の政治の現状変化を見る限り、今年は大きな流れの変化がみられるような気がしてなりません。国内的には、昨年7月の参議院選挙の結果で政局が大きく変化して、保守色の強い憲政史上初の女性総理の誕生や、昨年末の国の補正予算の成立内容からみられる、責任ある積極財政と防衛力の強化予算が極端に目立ち、果たして国民の視点からみた物価高対策になっているのかいささか心配な兆候が見られます。地方自治体は、国の補正予算で組まれた物価高対応の重点支援交付金を頼りに各自治体の特性に応じた補正予算を組みますが、一過性に終わっては安定した日本経済の立て直しははなかなか難しい状況が予想されます。
国外の政治を見ても、ロシアによるウクライナ侵略は止まらず、イスラエルとハマスの紛争も終着点が見えず、中国のや北朝鮮の独裁政治による北東アジアの安全保障の環境はますます厳しい様相を呈しています。
世界は今、分団と対立が前面に出て、連帯や寛容の精神が全くと言っていいほど見られなくなりました。この状況は、この先第三次世界大戦を引き起こすような最悪な事態が生まれるのではないかと不安が募るばかりです。
昨年は昭和100年、戦後80年の節目の年に、日本が国際社会で平和を希求した外交戦略を明確に示す時に、具体的に大きな成果を上げられなかったことは大きな課題として今年に積み残されています。
今年はそうした国際情勢の変化をしっかり検証しながら、地方自治の基本である国民一人一人の福祉の向上をどのように実現できるか。またそのための短期的には物価高対策や中長期的には税と社会保障の一体改革を本気で取り組むことができるのか。重要な節目の年になると思います。まさしく丙午の年の特徴と言えるでしょう。
その意味では、国と地方自治体がしっかり連携して、国民の生活が第一の政策とは何か。もう一度政治の原点に戻って政治改革にも取り組む年にもなると思われます。
今年も皆さんの期待に応えられるように全力で頑張りますので、本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
2026年 元旦
